【在職老齢年金】繰り下げ受給で注意すべきポイント。繰り下げが無意味となるケースは支給停止以外にも。

【在職老齢年金】繰り下げ受給で注意すべきポイント。繰り下げが無意味となるケースは支給停止以外にも。
#在職老齢年金
#支給停止
#70歳以上

【ナレーションテキスト化】

今回は、前回の用語解説#16の追加になります。

繰り下げ受給の補足説明です。

在職老齢年金で支給停止になる部分は、繰り下げしても増額対象にはなりません。

報酬が高く、在職老齢年金によって全額支給停止になる場合は繰り下げ受給しても意味はありません。

ただし、基礎年金部分は在職老齢年金で支給停止とはなりません。

支給停止となるのは、厚生年金部分のみです。

最新の在職老齢年金情報については、時事ネタ#7をご参照下さい。

65歳からの年金受給開始を70歳まで繰り下げすれば、受給額は42%増額となります。

時事ネタ#11で取り上げたプランが実現すれば、75歳からの受給額は倍増になります。

ここで、注意すべきが高額療養費です。

2018年8月から高額療養費の70歳以上の自己負担限度額は、「現役並み所得者」の場合、70歳未満と同じになりました。

70歳を超えれば病気となる確率は激増します。年金が増えても医療費負担で消えてしまう可能性があります。

繰り下げで年金を増額する場合、注意しておきたいところです。

今回は、以上です。

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【チャンネル運営者プロフィール】
社会保険労務士、労務士会連合会公認年金マスター。開業以来の総年金相談件数のべ4000件超。公的年金を中心とした社会保障全般、ならびに高齢者雇用問題などが主な取扱テーマ。おもな著書として『年金問題要点を教えて』(ランダムハウス講談社)FPウーマンとの共著『年金があぶない』(毎日コミュニケーションズ新書)がある。記事掲載実績として、神戸新聞、朝日新聞、毎日新聞、日経新聞、保険毎日新聞、ジャパンタイムス、日経マネー300回記念号、マネージャパン、日経ビジネスアソシエ、月刊北海道などがある。



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